ザイフェルト

昨日の昼下がり、夕飯どうしよっかな~、などと考えていたら、

夫から電話。夜のSSOの演奏会のお誘い。

やり~♪夕飯作らずにすむ♪♪

いそいそと出かける。

曲目は、

 ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第一番 独奏:Laszlo Fenyo

 R・シュトラウス 英雄の生涯

席は2階の真ん中の前方。日本でならS席になりそうな位置である。

でもミドルクラスで17ドル。安っ。

夫がパンフレットのメンバー表に、Gerd Seifertの名を見つけた。

ざいふぇると。全然詳しくない私でも名前くらい知ってる。

ベルリン・フィルの全盛期、カラヤン帝王なぞいた頃ぶいぶいいわせていたホルン奏者である。

オーボエならさしずめ、コッホとかシェレンベルガーがいるようなものか。

すっげ~!

Musician on temporary contract とある。一時的に招聘されたものらしい。

チェロのソリストは、聴いたことのない人だったが、すっごく上手かった。

ハンガリー人で、背が高いイケメンでした。

そして、シュトラウス。ちゃんとザイフェルトがのってる。

心なしかホルンパートがしまって聴こえた。

やっぱりリヒァルトはホルンパートが強力でなくっちゃ。

いい演奏だった。活力もらいました。

終演後、会場の近くの屋台でナシゴレンを食べていたら、

なんとザイフェルトがホルンメンバーに囲まれてそばを通り、

少し離れたところで席に着いた。

御大らしく、周りにいろいろ気を遣ってもらっているようだった。

「すばらしい演奏でした!」と言ってサインをもらおうかと思ったが、

シャイな私たちには無理でした。

えーごもドイツ語もできないし。

「ぐっじょぶ!」じゃだめだよね~??