何しろ常夏のクリスマスなんて初めてだし、
12月という実感すらなかなか湧かないし、
気分も盛り上がらず何の飾り付けもしなかった我が家だが、
ちっとうまいディナーぐらい行こうかい、ということだけは決めていた。
店は「レイ・ガーデン（利苑酒家）」。
チャイムスにある広東料理の店で、予約をしないとめったに入れない名店である。
24日は一組1時間しか持ち時間がないというので、23日に予約を入れた。（おいちゃんが。）
しょっぱなから北京ダックがでた。
北京ダックといえば、私はこれまでの人生で一度しか食べたことがない。
10年くらい前に銀座ア○ターで。
それだって、相当おいしく思っていたけど。
こ、これは、ほんっとうにおいしい。
こんなにたくさん二人占めして食べていいの～？
ああ大人ってすばらしい。。。
そして鶏がらベースの銀杏やら竹の子やら入っているスープ。
うま～い。。。
次は上海ガニの小龍包。
これ一個で6，8ドルですっておくさま。ペロッと一口よ。
うん、うまいうまい。
そしてチャーハン。
先ほどの北京ダックの身の部分を使ったものである。
これでもうもう、満腹だった。
でもデザートは外せません。やはりマンゴープリン。
おいちゃんは最初、「おれもう、デザートはいい」と言っていたが、
見たらやっぱり「もひとつください」だって。
これがも～う、史上最強のマンゴープリンだった。
私の人生史上なので、たいしたことではないが。
とにかく感動でむせび泣きながら食べた。
おいしいって、幸せだね～♪と実感したクリスマスディナーでした。
ところで、チャイムスというのは、元々修道院だったところにレストランやバー、ショップが入っている複合施設である。
礼拝堂と外壁は残されていて、回廊に沿って店が立ち並び、おしゃれな雰囲気で、気の張ったデートなどにおすすめスポットなのだが、なんと先日、
メイドカフェなんかがオープンしやがりましたざんす。
チミたち、アキバでオタクな「萌え～♪」な気分を正しく理解して出店許したのかね！
って、問題はそこじゃなくてっっ。
ぶち壊しなんじゃーーーーーーーー！！！（怒）
だいたい「萌え～」なんて言葉がはやったせいで、このホープフルで美しい言葉がすっかりいやらしい響きをもってしまったじゃないの、許せないわ許せないわ、ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・
すみやかな撤退を切に希望する。チャイムスではやめて。
