両親がシンガポールにやってきた。
2泊3日のツアーを10日間延泊して、いまは我が家に滞在中である。
連日よくも、というほど、歩いて歩いて、動いて動いて、あちこち行っている。
狭いシンガポール、もはやネタ切れ気味ではあるが、楽しんでくれているようだ。
下調べ魔な人たちなので、もう詳しいこと。
私らよりよく分かっているくらいだった。
ツアー中の自由行動でも、すばやく公共機関を使いこなし、チャイナタウンやらリトルインディアやらクラークキーやら回ったそうだ。
父などは「○○にいくには、△番のバスに乗って、××で降りればいいんだよ」（シンガポールのバス網はとても複雑！）
・・・はあ、そうですか。それじゃついていきますんで。。。
って、在住者の立場はどうしてくれる。
ツアー中日、夕食を一緒に食べる約束をした。ちょうど旧正月の前日、大晦日だった。
ちょっといい中華ディナーに連れて行こうと、その日の昼間にあちこちのレストランに予約電話をかけまくったのだが、どこも満席！
甘く見すぎていた。どうも華人たちは大晦日とお正月と、家族全員うちで過ごすか、あるいは気の張った食事に出かけるようなのだ。
電話の感触では「今頃電話されても空いてるわけねーだ」みたいな感じもあった。
思わずあせったが、中華以外ならそうでもないらしく、おっとが以前利用したチャイムスの地中海料理の店に電話すると、あっさり予約できた。
行ってみるとしゃれた感じの店で、料理もＧｏｏ♪ムール貝がおいしかった。
名物のガーリックブレッド。
店を出た後、大晦日のチャイナタウンの様子を見てみよう、ということになって、歩いてチャイナタウンへ。
パレードがあるらしく、メイン通りは通行止めしてあった。
すごい人ごみに混じってしばらくパレードが始まるのを待ってみたが、一向に始まる気配がない。
昼間も観光で動き回っていた両親は、さすがに力尽きて、露店を回って帰ることにする。
こちらも熱気がすごい。
人通りが少なくなったところに出て、運よくすぐタクシーが拾えたので、それで帰った。
（つづく）
