両親来星⑤

 

前日は遅くまで動物三昧で疲れたので、また午前中はゆっくりして、午後からお出かけ。
この日はちょうど、年に数回の大統領官邸(イスタナ)の公開日だったので、まずそれに両親を案内する。
イスタナはオーチャードロード沿いの、いわゆるシティのど真ん中にある。
狭いシンガポールでこんな便利な場所に、こんな場所ふさぎなもんがあるのか。。と異邦人ながら思わなくもない。
ゲート前は結構人が並んでいる。外国人は入場に2ドルかかるが、シンガポール人はただなのだ。みんなピクニック気分でやってくるらしい。
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ゲート前での衛兵さんの交代。
中はだだっぴろい、ゴルフ場のような芝生の広場が広がっている。
(実際、昔はゴルフが行われていたような痕跡がある。)
道々、イスタナグッズの販売なんてしている。
イスタナ傘、イスタナうちわ、イスタナシャツ等等。
これの収益って、やっぱ政府のものになるんだろうな。。

この商売っ気、観光立国ならではなのかしら。
日本の、たとえば「国会議事堂グッズ」なんて見たことないし。
ホワイトハウスグッズってのは公認のが売ってたりするのかな?誰か知ってたら教えてください。
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ずっと歩いていくと、イギリス風建築の官邸が建っている。
一応中をのぞいてからイスタナを後にする。

ちょっと休憩して地下鉄で移動。
アラブストリートに向かう。

こぢんまりとしたエリアだが、モスクから可愛らしい通りがのびていて、雑貨屋さんや布屋さんなどが並ぶ。
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女性陣はやはりお店の物色に余念がない。。いちおう男性に気を遣ってはいるんだけど。
やはり男二人組は手持ち無沙汰気味になるようである。
ここで母は手描きのバティック布、私はマシンプリントの安い布を買った。
(後に母が帰国する時、「あんたまたあのお店行けるから、それちょーだい♪」と、持ってかれてしまった・・・)
その後ブギスを散策。ちょっとこ汚い原宿、といった感じのブギスストリート。
買い物にあまり重点を置かない両親は軽くスルー。
(や、母と私は時々ところどころで引っかかっていた。)
オーチャードに引き返し、夕食に小龍包を食べて帰宅。

観光としては軽めなメニューだった気もするが、一日中暑くて消耗した。

翌日は、夫は出勤。私と両親だけで出かけた。
行き先はカトン。

(つづく)