両親来星⑨

さいきんー、眉毛のなかにぃ、白髪一本見つけてぇ、ちょ~ショックぅ、みたいな。
おいちゃんも髭の中に白髪が生えてきたしぃ。(それも一本や二本では、にゃい。)
これが「ともしらが」ってやつぅ? 
とにかく、順調に年重ねてますぅ、ってかんじぃ、みたいなっっ。

さて。いよいよ、両親来星記最終回でございます。

この日は、マレーシアはマラッカへの日帰りツアーに参加した。
私もマレーシアは初めてである。
マレー鉄道に乗っていくツアーをチョイス。
「マレー鉄道」って響きが、なんかいいじゃないですか。
旅愁を誘われるような感じで。
朝は8時にマレー鉄道の始発駅、シンガポール駅に集合。
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たくさんの在星日本人家族が参加していた。
出発時間が近くなって、ホームに入る。
鉄道でのシンガポール出入国は変わっている。
シンガポール駅でホームに入ったら、まずマレーシアへの入国手続きがある。
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法律上では、ここはすでにマレーシアなのだ。
イミグレーションを通って、列車に乗り込む。
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8時半いよいよ出発。古びた車両でちょっとガタピシいっている。
なぜかテレビつき。それにしても冷房効きすぎ。。。薄手のカーディガンでは間に合わなかった。
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途中ウッドランドで停車。乗客全員降ろされる。
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ここで、シンガポール出国の手続きがあるのだ。
再び乗車して出発。
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ジョホール水道を通って・・・
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マレーシア上陸。それにしても。
シンガポールと全然景色がちがう。風景が横長というか。。。
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12時すぎにクーランという駅に到着、下車。ここからバスで移動。
1時間ほど乗って、昼食のレストランに到着。
ニョニャ(プラナカン)料理が味わえるお店だそうである。

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食後、マラッカへ向かう。
マラッカ。
15世紀初め、中国の明を後ろ盾にマラッカ王国が建国。
明の南海遠征をきっかけに華人が多く住みつき、華僑が発展。
貿易の中継地として繁栄したが、100年後にポルトガルに占領される。
マラッカ王国はオランダと手を結んでポルトガルを追い出すが、そのままオランダの統治下になる。
その後イギリスの占領下になるが、イギリスのアジア貿易の拠点がシンガポールに移り、マラッカの重要性は失われ、200年前のオランダ文化と100年前のチャイナタウンの町並みがそのまま残されることになった・・・
ガイドブックの受け売りですが。
見た感じでも、思ったよりマレー色が強くなく、華人が多く見られた気がする。
お店の看板なども漢字のものが多かった。
マラッカは、プラナカン文化の発祥地なのだ。
昼食後街へ入り、バスを降りて、ガイドさんに連れられ見物。
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時間がおしていたのか、結構急ぎめに回っていた。
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オランダ広場。
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海賊がうじゃうじゃいるマラッカ海峡
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スルタンパレス。

またバスに乗り込み、おみやげやさんへ。
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カレー粉とドリアンキャンデー、ココナツキャンデーを購入。

帰りはそのままバスで出国する。
なんだかシンガポールに入ったとたん、ほっとした。
やはり時間が押していたらしく、帰りは予定をだいぶ過ぎて9時すぎになった。

今度来る時は、もう少しゆっくり見られたらいいなぁ、と思うが。
何しろマレーシアって。トイレの紙を水に流してはいけないんですって・・・・
それだけでもう、ここにはちょっと住みたくない。と少し思ってしまいました。

両親は翌日深夜の便で帰国した。
お疲れ様でした。また来てね~。


《おまけ》
マレーシアでロンガンマンゴスチンなどの果物も購入。
やっぱり安くておいしかったような気がする。
ところで、マンゴスチンの裏って、こーんなかわいいお花模様の彫刻があるんですよ♪
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知ってました?さすが女王様。