ホリデーはビンタン②

あくる日もいい天気。
ホテルのチェックアウトは12時である。
「お客様」の身分でいられるうちに、早くビーチに行ってリゾートするのだ!
と勇んで、朝食を食べてすぐ着替え、ビーチへGO。
ビーチより高台にプールがあり、プールサイドに専用のデッキチェアがいくつか置いてあり、適当に座って部屋番号を言うと、タオルとミネラルウォーターをサービスしてもらえる。
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周りを見渡すと、みんな寝そべって本を読んだり、まどろんだり、時々泳いだり。
これが正しいリゾートの過ごし方よね~、と自分たちもそれに習う。
本を部屋に忘れてきてしまったので、寝そべるのにもすぐ飽きてビーチの方へ。
波にのってきゃぴきゃぴ遊ぶ。やっぱり海はいいなぁ。
すぐ昼近くになってしまったので、泣く泣く部屋へ引き上げる。
まだまだリゾートし足りないっ! 
周りの人たちは朝見たのとまったく同じ体勢で「リゾート」し続けていた。

部屋に戻り着替えて、フロントでチェックアウト。
帰りのフェリーの時間はなんと20時55分なんである。
20時くらいまでにフェリーターミナルに行くとして、はて、それまでどうするか。
「チェックアウト後のお客様」でも荷物を預かったりオプショナルツアーの申し込みくらいはやってもらえるようなので、15時スタートの「マングローブツアー」を申し込んでもらった。
ボートに乗ってマングローブの林を回るツアーである。
14時くらいにホテルからタクシーで送ってもらえるという。
それまで、とりあえず昼食を食べに行った。
昼食後ちょっと散歩。
ビーチ伝いに歩くと、隣にアンサナリゾート&スパという姉妹ホテルが建っている。
そちらをのぞいてみたり。

さて、マングローブツアー。
正式名は「ビンタンマングローブ ディスカバリーツアー」。
土地開発で縮小し続けていたものの、近年インドネシアではマングローブ林の重要性を再認識したとかで、保護に手厚くなっているそうで。
ちなみに↓このバンヤンツリーのロゴは、

banyantree.com

マングローブをイメージしたものなんだそうな。

以前シンガで行ったスンゲイ・ブロウ自然公園にもマングローブはあったが、こちらのマングローブの林の美しさは格別だった。
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進んでいくとだんだん行く手が狭くなってきて、マングローブの木々がトンネルのように枝をのばしている。
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サルやら大トカゲやらかわせみやらいろんな動物がいるそうだが、残念ながら今回見られたのはこのヘビだけ。
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 ヘビ、昼寝中。
でも、テレビでしか見たことのなかった熱帯雨林の中を冒険した気分になれて面白かった。

2時間と聞いていたツアーも移動含めて1時間半で終了。
またホテルに戻ってきてまだ17時前(!)。
まだまだ時間がある~どうしよう。。。しょうがないので。
移動中見かけたお土産やさん村の「パッサオレオレ」に行ってみることに。
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またタクシーで送迎をしてもらう。
多分見るものはあまりないだろうということで、30分後に迎えを頼む。
・・・・予想通りでした。
ちょっと悲しくなるくらいさびれかかった感じで、お客さんもまばらだし、売っているみやげ物もびみょ~・・・なものばかり。
ブランドのバッタもんがたくさん並んでるし。
コンビニっぽい店でナシゴレンの素と缶ジュースだけ買った。
30分だけにしといてよかった~。

またまたホテルに舞い戻って、やっと18時すぎだったか。
もう、うろうろするのはやめて、ロビーで置いてある日本語の本を読みながら待つことに。19時半ごろ、やっとタクシーのお迎えが用意され、ターミナルへ。
またフェリーに揺られ、シンガに入国。
タクシーで我が家まで帰った。23時ごろだった。

結論。
ビンタンは手近で気軽にリゾートを味わえてよかった。
バンヤンはスタッフもみんなにこやかで親切、サービスもきめ細かくてとてもよかった。でも。
行くなら最低2泊3日がよろし。
チェックアウトしたらすぐフェリーに乗るくらいのスケジュールがよいなと。
だって出発まで手持ち無沙汰なんだもん。
なーんか、時間のつぶし方を知らん日本人、って感じ?
リゾート道の道のりもまた遠し、ってか。
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ま、また行きたいです。